
江戸の「月待ち」を現代の高輪で再解釈

「MoON MONTH(ムーン・マンス)― 月を待つ月 ―」が、2026年9月7日(月)から10月4日(日)までの28日間、MoN Takanawaで開かれる。月をテーマにしたアート、食、音楽、体験型プログラムを通して、高輪に伝わる「二十六夜待ち」の文化を現代に再解釈する。
江戸時代の高輪では、旧暦7月26日の夜に海から昇る細い月を待つ「二十六夜待ち」が親しまれ、人々が月を待ちながら語らい、食や酒をともにした。今回の企画では、その「月を待つ時間」を軸に、プラネタリウムや浮世絵を使った展示、餅つき、トーク、天体観測などを日程に合わせて開く。前日の9月6日(日)には、月間のオープニングに先駆けて「月見畳 公開制作」も行われる。
江戸の星空を床面に映す「月待ちの宵」

9月9日(水)から26日(土)までは、2F Box300で没入型プラネタリウム「月待ちの宵」を開催する。江戸時代の星空を床面に再現し、高輪の「二十六夜待ち」の歴史とともに、星空の中を歩くような体験をつくる。
プログラム制作は大平貴之、ナレーションは津田健次郎が担当。昼の部は11:00〜17:00で500円、17:00以降の夜の部はワンドリンク付き1,500円となる。9月12日(土)は休演し、9日(水)と13日(日)の夜には、それぞれ「待宵」「プレステージ シャルドネ 都農」を「月待ちの一杯」として用意する。
浮世絵と時代衣装からたどる高輪の月見
2Fエントランス付近には、9月9日(水)から27日(日)まで「二十六夜待ち」をイメージしたフォトスポットが設けられる。9月13日(日)13:00〜19:00には、本格的な江戸時代の衣装を身につけた役者が館内に登場するスペシャルイベント「江戸のひとが、やってくる。」も行う。
9月9日(水)から10月4日(日)には、「江戸の月夜の物語 ~喜多川歌麿『品川の月』と高輪の二十六夜待ち~」を展開する。喜多川歌麿の肉筆画『品川の月』を超高精細にデジタルデータ化し、約百畳の畳と巨大スクリーンを使って江戸の一夜を映し出す。3Fでは歌川広重の作品と月待ちの風俗、『品川の月』に描かれた20人に焦点を当てた展示も行われる。
9月12日・13日は餅つきやどぶろく、月のワークショップ

9月12日(土)は、J-WAVE特別番組「BEYOND THE MOON」の公開収録を19:00〜20:00に6F月見テラスで開催する。同日12:00〜16:00には、東京の水と米、麹のみを使った純米の「高輪どぶろく」を数量限定で振る舞う。
12日(土)と13日(日)の16:30からは、本格的な木臼と杵を使う「江戸高輪・月待ち餅つき」を開催。つきたての餅も数量限定で配布する。13日(日)16:00〜17:30には、植物から手作りしたインクを使い、月をテーマに描く「月の色|Moon Palette」も屋上MoNファームで行われる。
天体観測や「宇宙兄弟」のトークも

9月23日(水・祝)には、ビクセンの天体望遠鏡を使った天体観測プログラム「天体望遠鏡で見る、江戸と現代を繋ぐ月 ~星空案内人と巡る高輪の宙~」を屋上で開催する。事前予約制の有料企画で、開催時間や参加人数の詳細は別途設定される。
中秋の名月にあたる9月25日(金)には、『宇宙兄弟』作者の小山宙哉、新政酒造の佐藤祐輔、日々醸造の松本日出彦、編集者の佐渡島庸平による「お月見トークライブ」を18:30から開催。漫画、酒造り、月と宇宙、ものづくりをテーマに語り、コラボレーションした日本酒の試飲も行う。参加費は3,850円(税込)。
月をモチーフにした限定ドリンクも
館内のカフェ・レストランには、期間限定の月をテーマにしたメニューも加わる。「月待ちみたらしスムージー」は1,000円(税込)。アルコールの「Harvest Moon」は1,200円(税込)、ノンアルコールの「Pear Moon」は店内1,000円(税込)、テイクアウト850円(税込)で販売される。

TAKANAWA GATEWAY CITYでは、9月7日(月)から13日(日)まで「高輪つきまち」も開催。「二十六夜待ち」になぞらえ、グルメ、伝統文化・体験、アートを組み合わせた月待ち文化体験を展開する。
開催概要
イベント名:MoON MONTH(ムーン・マンス)― 月を待つ月 ―
日程:2026年9月7日(月)〜10月4日(日)
時間:-
会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives
入場料:-
主催:MoN Takanawa・TAKANAWA GATEWAY CITY
公式サイト:https://montakanawa.jp/articles/columns/moonmonth2026/




